[3N10-17] 中性子源

[3N15] 加速器駆動可搬型中性子源のターゲットおよび遮蔽設計(II)

*串間 祐亮¹、小林 知洋²、池田 裕二郎²、林崎 規託³、羽倉 尚人¹、河原林 順¹、大竹 淑恵² (1. 東京都市大学、2. 理化学研究所、3. 東京工業大学)

キーワード：小型中性子源、加速器、モンテカルロ計算、Liターゲット

社会インフラ劣化が喫緊の課題となっている現在、橋梁等の大型コンクリート構造物の非破壊検査の新たな技術開発が待たれている。そのニーズに応えるため理研では、現場利用を最終目標とする可搬型中性子源のプロトタイプ開発をしている。本研究では実験と計算結果をもとにRANS2のターゲットおよび遮蔽の設計を行う事を目的とする。粒子輸送計算コードPHITSを用いて、RANS2で使用予定の2.49 MeV陽子線をLiターゲットに対して照射した際の、7Li(p,n)7Be反応による中性子への遮蔽材の材質と厚さの検討を行いターゲットステーションの基本設計を行った。