2017年春の年会

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VI. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[1A06-09] 放射線防護・管理

2017年3月27日(月) 14:45 〜 15:55 A会場 (16号館 16-101教室)

座長:大貫 敏彦 (東工大)

14:45 〜 15:00

[1A06] ラドンの吸入または飲泉によるアルコール誘導マウス胃粘膜障害の抑制効果における抗酸化機能の関与

*片岡 隆浩1、恵谷 玲央1、神﨑 訓枝1、迫田 晃弘2、田中 裕史2、石森 有2、光延 文裕3、田口 勇仁1、山岡 聖典1 (1. 岡山大・院・保健、2. 原子力機構・人形峠、3. 岡山大・院・医歯薬)

キーワード:ラドン、自然起源放射性核種、胃粘膜障害、抗酸化機能

東電福島第一原発事故に伴い低線量放射線の健康影響が公衆の最大の関心事の一つとなっていることから,代表的な身近な自然起源放射性核種であるラドンに由来する健康影響・効果に関して検討することは有益である。このため、ラドン温泉における吸入または飲泉によるアルコール誘導マウス胃粘膜障害の抑制効果に関して、特に抗酸化機能に着目し検討した。その結果,アルコールにより悪化した胃粘膜の出血や障害が,ラドンの吸入や飲泉により程度の差はあれ抑制した。また、酸化ストレスの指標である過酸化脂質量が減少した。これらの所見などから、ラドンは摂取方法により差異はあるものの酸化ストレスを軽減することで胃粘膜障害を抑制することが示唆できた。