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[1B07] 低放射化フェライト鋼F82Hの材料規格化における技術課題
キーワード:核融合炉、ブランケット構造材料、F82H、材料規格
低放射化フェライト鋼F82Hは、組成提案から約30年にわたって核融合炉ブランケット構造材料の候補材料として開発が進められてきており、最大87dpaの照射データも取得されつつあり、その定性的な性能についても見通しが得られつつある。一方、炉内構造物の構造材料としては、設計要求に対応した性能および品質を保証することが求められる。直近の課題としてはITER建設と並行して進むITERテストブランケットモジュール(TBM)の構造材料としての性能保証、長期的には原型炉構造材料としての性能保証が求められる。本講演では、これらへの対応を目標としたF82Hの材料規格化についての方針、および技術課題について報告する。