2017年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核融合工学 » 501-2 核融合炉材料工学(炉材料,ブランケット,照射挙動)

[1B08-14] 水素同位体透過・保持特性

2017年3月27日(月) 14:45 〜 16:40 B会場 (16号館 16-102教室)

座長:土屋 文 (名城大)

15:30 〜 15:45

[1B11] 液相法で成膜したトリチウム透過低減被覆のリチウム鉛中腐食挙動

*松永 萌暉1、堀越 清良2、望月 惇平2、藤田 光1、大矢 恭久1,2、寺井 隆幸3、磯部 兼嗣4、林 巧4、近田 拓未1,2 (1. 静岡大理、2. 静岡大院総理、3. 東大院工、4. 量研機構)

キーワード:リチウム鉛、腐食、被覆、酸化エルビウム、酸化イットリウム、酸化ジルコニウム

プラント規模の成膜可能性がありこれまでに高い水素同位体透過低減性能が示されている有機金属分解法によって、トリチウム透過低減被覆として研究が進められている酸化エルビウム、酸化イットリウムおよび酸化ジルコニウム被覆を低放射化フェライト/マルテンサイト鋼基板上に成膜した。これらの被覆試料に対して液体リチウム鉛中で400-600 0C、50-200時間の条件下で静置場浸漬試験を実施し、浸漬後の試料の分析からリチウム鉛による被覆の腐食挙動を調べた。