[1C01-05] 中性子・イオンビーム応用

[1C03] J-PARC MLF BL06におけるMIEZE 型中性子スピンエコー分光器の研究開発とコミッショニング状況

*小田 達郎¹、日野 正裕¹、川端 祐司¹、遠藤 仁²、山田 悟史²、瀬戸 秀紀² (1. 京大原子炉、2. KEK 物構研)

キーワード：中性子スピンエコー分光法、中性子準弾性散乱、パルス中性子ビーム、MIEZE、J-PARC MLF

大強度陽子加速器施設 (J-PARC) の物質・生命科学研究施設 (MLF) が有するパルス中性子源のビームライン BL06 では，中性子共鳴スピンエコー分光器のコミッショニングが行われている．スピンエコー法は中性子のスピン自由度を利用して，試料で散乱された中性子の速度変化を標識する分光法の一つである．本講演では，BL06 に設置された Modulation of Intensity by Zero Effort (MIEZE) と呼ばれるタイプの共鳴スピンエコー分光器の研究開発とコミッショニングの状況について発表する．