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[1C15] UVSORにおけるLCS-NRFによる同位体CT測定
(2)LCS-NRFによる同位体CT画像再構成のためのソフトウェア開発
キーワード:核共鳴蛍光散乱、同位体イメージング、コンピュータトモグラフィ、レーザーコンプトン散乱ガンマ線
我々のグループでは、UVSORのレーザーコンプトンガンマ線を用いて、光核共鳴散乱による同位体イメージングの研究を行ってきている。 これまでに、鉛、鉄、アルミニウムからなる小型ファントムに対して、同位体CTの画像の取得に成功している。シリーズ講演(1)では実験システムに関して、ガンマ線ビームラインの概要と同位体CTの測定システムに関して報告が行われる。この測定では一点の測定に2時間程度の時間を要する為、従来のX線CTで用いられる様な多くの測定点を得る事が困難である。本講演では、実験において得られた角度測定点が6点、位置測定点が7点という非常に低分解能な測定結果からリーズナブルなCT再構成を行う事が可能なソフトウェア開発を行ったので、それを報告する。