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[1D04] J-PARC核変換実験施設計画の現状
(4)レーザーを用いた小出力ビームの取り出し
キーワード:核変換実験施設、小出力ビームの取り出し、レーザー荷電変換
J-PARCリニアックから取り出された大強度陽子ビーム(エネルギー400MeV、出力250kW)はADSターゲット試験施設(TEF-T)へ輸送されるが、その途中で核変換物理実験施設(TEF-P)用に小出力陽子ビーム(出力10W)を取り出す必要がある。原子力機構では、レーザーと偏向電磁石を組み合わせたレーザー荷電変換装置によって大強度ビームから小出力ビームを取り出すこととしている。発表では、レーザー荷電変換の原理を始め、装置の概要、エネルギー3MeVの陽子ビームを用いたレーザー荷電変換試験の結果(速報)を報告する。