2017年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 202-3 中性子源・中性子工学

[1D07-10] 中性子物理

2017年3月27日(月) 14:45 〜 15:50 D会場 (16号館 16-204教室)

座長:河原林 順 (東京都市大)

14:45 〜 15:00

[1D07] 小型中性子源におけるステレオグラム撮像法の開発(II)

*田崎 誠司1、安部 豊1、金光 恭禎1 (1. 京都大学工学研究科原子核工学専攻)

キーワード:小型中性子源、中性子イメージング、ステレオグラム

我々のグループでは、京大理学部に設置されている小型中性子源(KUANS)を用いて、回転させた試料の数枚の撮像で3次元的な位置を求めようとするステレオグラム撮像法を開発している。
昨年の講演ではピクセル値の大きく変化する物体境界の回転角度による位置変化から物体の位置を求めたが、精度が高くならなかった。今回は、位置変化の評価関数を変えて位置精度を上げるとともに、波長によるピクセル値変化から物質識別の可能性の検討も行う予定である。