2017年春の年会

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[1E01-03] 核セキュリティ

2017年3月27日(月) 10:20 〜 11:10 E会場 (16号館 16-205教室)

座長:鈴木 美寿 (JAEA)

10:20 〜 10:35

[1E01] 核鑑識の属性評価における核物質異同識別手法の研究

(2)核鑑識に係る画像解析ツールの開発と顕微鏡画像による核物質異同識別方法の検討

*木村 祥紀1、篠原 伸夫1、松本 哲也1 (1. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:核鑑識、核セキュリティ、顕微鏡画像、形態学

原子力機構では、核鑑識における分析・測定手法に関する技術開発と、分析データと核鑑識ライブラリと呼ばれるデータベースの情報を比較することで核物質の異同識別を行い、押収物質の起源や履歴といった属性を特定する属性評価手法の開発を進めている。本発表では、核物質の粒子形状や微細構造にもとづいて核物質を異同識別するための評価手法の検討として、顕微鏡画像を用いた解析ツールの開発について報告し、同解析ツールを使用した粒子形状パラメータの定量化と形状パラメータによる異同識別方法について考察する。