2017年春の年会

講演情報

一般セッション

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[1E07-10] 社会情勢

2017年3月27日(月) 14:45 〜 15:50 E会場 (16号館 16-205教室)

座長:寿楽 浩太 (東京電機大)

15:15 〜 15:30

[1E09] 東日本大震災時の関連死増加に関する考察

福島県で何故関連死が減らないのか?

*久保 稔1、土田 昭司2 (1. つくば科学万博記念財団、2. 関西大学)

キーワード:東日本大震災、福島原発事故、関連死、災害弱者、ソーシャルサポート

2011年の東日本大震災時に東電福島第一原子力発電所事故により、多くの人々が被害を受け、今もこの状況は続いている。東日本大震災における福島県内の死者は津波等により1,613人、行方不明者は197人であった。内閣府等から発表された震災関連死の福島県内の関連死の方は2,308人(2016年3月31日現在)となっている。本報告では震災関連死の死者数の実態を調査してとりまとめ、対応策等の考察を行う。