2017年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 307-1 計算科学技術

[1G01-07] 熱流動および原子炉燃料に関する解析と可視化

2017年3月27日(月) 10:00 〜 11:55 G会場 (16号館 16-207教室)

座長:中島 憲宏 (JAEA)

11:30 〜 11:45

[1G07] 燃料増殖とMA消滅の効果を柔軟に考慮した高速炉設計の検討

*笠原 直人1、高橋 忠男2 (1. 東大、2. FBR高等研究所)

キーワード:高速炉、燃料増殖、MA消滅

高速炉の特徴である燃料増殖とMA消滅の特性を柔軟に取り入れたプラント設計を検討した。燃料増殖とMA消滅は共に中性子の活用により生じる効果であることから相互に影響する。そこで、MAを炉心およびブランケット領域にそれぞれ独立に添加した場合について検討した。その結果、炉心領域とブランケット領域への適切なMA添加量の配分により、燃料増殖とMA消滅の効果をある範囲で柔軟に調和できる設計が可能であることを見出した。