[1I_PL04] 総合討論
放射性廃棄物の減容化と有害度低減を目指して、使用済燃料に含まれる長半減期のマイナーアクチノイド(MA)を分離し、高速炉システムや加速器駆動システムを用いて核変換するための技術開発が世界の研究機関で進められている。MAの分離と核変換にはいくつかの方法があり、それらに適合した種々の燃料形態がある。我が国では、MAを含有した酸化物燃料、金属燃料、および窒化物燃料の研究開発が進められている。本セッションでは、MA分離変換のための各々の燃料形態の開発状況、今後の課題、海外動向等について、各々の専門家が講演し、来場者と議論する。