[1J06-08] レジリエンスと異常診断

[1J07] 現場組織の緊急時対応力向上を目指した福島第一原子力発電所事故分析

(2)時間的要素とレジリエンス

吉澤 厚文¹、*大場 恭子^2,3、北村 正晴⁴ (1. 国際廃炉研究開発機構、2. 日本原子力研究開発機構、3. 長岡技術科学大学、4. テムス研究所)

キーワード：福島第一原子力発電所、緊急時対応、レジリエンスエンジニアリング、時間的要素

発電所の現場における事故対応の達成度に大きな影響を与える要素のひとつに，「時間」がある。本研究は，時間依存の人間工学モデルを用いて，福島第一原子力発電所事故の3号機及び5号機の現場対応を比較し，時間的要素に着目した緊急時対応に関する教訓導出手法について検討を行う。