2017年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 304-1 伝熱・流動(エネルギー変換・輸送・貯蔵を含む)

[1K05-08] ソースターム・フィルタードベント

2017年3月27日(月) 14:45 〜 15:50 K会場 (16号館 16-306教室)

座長:武田 哲明 (山梨大)

14:45 〜 15:00

[1K05] 原子炉過酷事故における放射性核分裂生成物放出挙動の評価

(17)SAMPSONコードにおけるCs沈着モデルの高度化

*伊藤 あゆみ1、唐澤 英年1、ペレグリニ マルコ1、岡田 英俊1、内藤 正則1 (1. (一財)エネルギー総合工学研究所)

キーワード:SAMPSON、セシウム、化学吸着、福島第一原子力発電所、核分裂生成物

過酷事故によって放出される放射性核分裂生成物のうち、ガンマ線源の大半を占めるセシウムの分布を評価することは、廃炉作業計画において重要な課題である。本発表では、福島第一原子力発電所事故後に得られた知見をもとに、セシウムが不溶性化合物を形成して炉内構造物に付着するモデルについて報告する。