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[1M01] 福一1号機ICは地震から津波まで運転停止
事故時運転操作手順書の考察
キーワード:非常用復水器、福一原発1号炉、事故時運転操作手順書
福島第一原子力発電所の2011年3月11日事故時、地震から津波到着迄の45分間「ICは断続的に4回運転された」が公式発表である。
一方、ICは操業開始以来1度も運転されていないこと。IC作動訓練が1度も為されていないこと。訓練に使用したシミュレータは3号機用であり、RCICに相当するHPCIを摸したと想定されること。から、1号機の圧力上昇によりIC自動起動した後、運転員がICを手動運転できたとは、考え難い。
そこで事故時運転操作手順書を調査検討した。運転員が操作時に最も頼るのは「操作フロー」である。そこに「HPCI」と「SRV」の文字はあるが、「IC」という文字がない。しかも、前後2ページの説明文をみても、SRVが6箇所、HPCIが4箇所に対して、「IC]は1箇所である。
以上から1号機の圧力上昇によるICの自動起動後、運転員は速やかにICを停止し、SRVとHPCIで冷却したと考えるべきである。
一方、ICは操業開始以来1度も運転されていないこと。IC作動訓練が1度も為されていないこと。訓練に使用したシミュレータは3号機用であり、RCICに相当するHPCIを摸したと想定されること。から、1号機の圧力上昇によりIC自動起動した後、運転員がICを手動運転できたとは、考え難い。
そこで事故時運転操作手順書を調査検討した。運転員が操作時に最も頼るのは「操作フロー」である。そこに「HPCI」と「SRV」の文字はあるが、「IC」という文字がない。しかも、前後2ページの説明文をみても、SRVが6箇所、HPCIが4箇所に対して、「IC]は1箇所である。
以上から1号機の圧力上昇によるICの自動起動後、運転員は速やかにICを停止し、SRVとHPCIで冷却したと考えるべきである。