2017年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 306-1 原子力安全工学(原子力施設・設備,PSAを含む)

[1M01-04] 福島第一原子力発電所事故

2017年3月27日(月) 10:05 〜 11:10 M会場 (16号館 16-504教室)

座長:木野 千晶 (エネ総研)

10:20 〜 10:35

[1M02] 福島原発事故における津波対策研究会・最終報告書

*吉岡 律夫1、淵上 正朗2、飯野 謙次3 (1. 日本システム安全研究所、2. 小松製作所、3. SYDROSE LP)

キーワード:福島原発事故、津波、予測、対策

失敗学では、実際に起きてしまった事故の経緯を追随する以外に、事故を防ぐ道があったのかを検討することも重要だとしている。今般、失敗学会と原子力学会との有志で「福島原発における津波対策研究会」を開催し(1)福島原発において、巨大地震に伴う巨大津波を予測できたか?(2)もし巨大津波が事前に予測されていたら、事前にどのような対策をすれば事故を回避できたか?の2点を解明したので、その最終報告書を解説する。