[2B01-05] 水素同位体挙動

[2B04] クエストプラズマに曝したタングステン中の水素同位体滞留挙動能評価

*大矢 恭久¹、佐藤 優理奈²、桜田 翔大³、植村 有希³、藤田 啓恵³、東 奎介³、周 啓来²、吉田 直亮⁴、花田 和明⁴、近田 拓未¹ (1. 静岡大学術院理、2. 静岡大理、3. 静岡大院総合科学技術、4. 九大応力研)

キーワード：タングステン、水素同位体、クエスト

核融合炉プラズマ対向材候補であるタングステン中の水素同位体滞留挙動の解明は燃料リサイクリングの観点から必要不可欠である。本研究では、九州大学の球状トカマク型高温プラズマ閉じ込め装置クエスト内に2015年秋冬キャンペーンと2016年春夏キャンペーンに設置したタングステンにおける水素同位体滞留能を昇温脱離法(TDS)にて評価した。磁場配位がリミター配位になったことでこれまで損耗が主であったものが堆積が主になった。これにより水素同位体のTDSスペクトルが大きく変化した。