2017年春の年会

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V. 核融合工学 » 501-6 核融合炉システム・設計・応用

[2B06-09] 核融合炉システム・設計

2017年3月28日(火) 10:50 〜 11:55 B会場 (16号館 16-102教室)

座長:野澤 貴史 (QST)

11:05 〜 11:20

[2B07] Oroshhi-2を用いた二重屈曲管のPbLi流MHD圧力損失測定試験

*中村 晶樹1、功刀 資彰1、横峯 健彦1、河原 全作1、楠見 紘司1、相良 明男2、八木 重郎2、田中 照也2 (1. 京大院原子核工学専攻、2. 核融合研)

キーワード:液体金属ブランケット、PbLi、MHD圧力損失、実験、Oroshhi-2ループ、二重屈曲管

PbLiは核融合炉の液体ブランケットの冷却材候補として想定されている。特に、磁場下で液体金属流体が流動すると、電磁誘導により内部に誘導電流を発生しLorentz力を発生する。このLorentz力は流れ方向に対して抵抗となるため、大きなMHD圧力損失を生じ、強力な循環ポンプを使用しなくてはならないため、プラントの設計や運転コストなどの経済性に大きく影響する。それにもかかわらず十分な研究がされているとは言えないのが現状である。本研究では核融合科学研究所に昨年完成したOroshhi-2を用いPbLiを流動させ、試験部に二重屈曲管を設計、設置し実験を行った。本報告では予備実験として行った磁場なし条件での圧力損失測定結果および、磁場下でのMHD圧力損失の一例を述べる。