[2C04-08] 医療用加速器・医療応用

[2C07] 名古屋大学における加速器BNCT用システム開発

(2)Beam Shaping Assemblyの最適設計

*佐藤 和也¹、瓜谷 章¹、渡辺 賢一¹、吉橋 幸子¹、市川 豪¹、広田 克也¹、北口 雅暁¹、清水 裕彦¹、鬼柳 善明¹、土田 一輝¹ (1. 名古屋大学)

キーワード：ホウ素中性子捕捉療法、ダイナミトロン、加速器、熱外中性子、陽子、リチウム、BSA

我々のグループが設計を進めてきたBNCT用Beam Shaping Assembly (BSA)では、コリメートされた中性子がビーム出口の穴から放出されるという簡単な体系であり、ノズルは設計されていなかった。治療箇所によっては、患者に無理な体勢を強いることにもなり、実用上好ましくない。本研究では、中性子ビームノズルの設計を行い、 ビーム質が一定の水準に保たれているかについてモンテカルロ計算により定量的な評価を行った。