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[2C09] 夏期休暇実習制度を通じて敦賀拠点から福島拠点にわたるレーザー技術を活用した原子力人材育成
キーワード:原子力人材育成、夏期休暇実習、レーザー、敦賀、福島
発表者は、原子力機構の敦賀連携推進センターレーザー共同研究所においてレーザー技術の原子力応用研究を進めると同時に、レーザー技術をコアとした人材育成を実施してきた。平成27年度には、夏期休暇実習制度を活用し、敦賀においてはレーザー技術を基礎とし、東海核サ研においてはロボット技術を基礎とした廃炉技術に有用なプログラムを考案した。平成28年度、楢葉遠隔技術開発センターの本格起動に応じて、ロボット技術とセンシング技術を組み合わせた新プログラムを実施した。これにより敦賀拠点から楢葉拠点へのレーザー技術の展開を将来の研究者・技術者の育成を通じて実践している。講演では、新プログラムにおいて使用したYAGレーザー及びファイバーレーザーを用いた学習内容と、将来的に役立つ廃炉技術への発展について述べる。