2017年春の年会

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[2C18-22] 原発事故・安全

2017年3月28日(火) 17:10 〜 18:30 C会場 (16号館 16-203教室)

座長:西村 昭彦 (JAEA)

17:40 〜 17:55

[2C20] 原発事故に備えた協力会社に於ける緊急時対応訓練

放射線管理監督者に対するPBL教育

*三谷 信次1、辻本 忠2 (1. 原子力コミュニケィションズ、2. 安全安心科学アカデミー)

キーワード:レジリエンス訓練、原発過酷事故、放射線管理員、元請協力会社、問題解決型訓練

福島第一原発事故以降、原発再稼動に向けて電力事業者等において、発電所長、原発運転従事者等を中心に原発過酷事故時に対応したレジリエンス訓練が行われている。然るに実際の過酷事故においては、元請以下協力会社の支援なくして電力会社のみで事故対応することは至難の業であった。福島第一、第二原発の事故対応を参考にこの度協力会社の放射線管理員を対象としたレジリエンス机上訓練と問題解決型(PBL)訓練を行ったので報告する。その結果、この訓練は協力会社作業員にもある程度適用できることが分かった。