6:10 PM - 6:25 PM
[2C22] An Approach to the Fundamental Aspect of Energy and the Art of Commissioning
(5)Pros and Cons on FBR “Monjyu” seen from the Histories of 10, 20 and 30 years of PNC Activities
Keywords:PNC, Monjyu, prototype reactor, fundamental aspect, system culture
電力の核技術開発では「軽水炉」「高速増殖炉」「MOX炉」と進展し、大事故にはスリーマイル・チェルノブイリ・福島がある。高速増殖炉には各国の推移に対し、日本のみ原型炉段階での混迷の過程にあり、開発主体は、原研・動燃・サイクル機構・開発機構、また主管組織も科技庁から文科省と推移している。
現状の課題として文科省に対する規制委員会勧告、これを審議する「有馬検討会」から「開発委員会」へと移行している。
「もんじゅ」の今日の虚偽隠蔽・長期無為の混迷は、第一に主管の文科省自体の当事者意識が問題であり、動燃発足半世紀を経ての検証は意義があろう。動燃史は、「十年史」発進・感激的、「二十年史」一次成果(常陽)・研鑽的、「三十年史」事故続発・モラル低下・悔悟的、と続く。
総括として、福島問題と同様に素因は「ジャパンカルチャー」「システムカルチャー」であり、淵源的対応としては、「原研運営への自己規制的職制の導入」がある。
現状の課題として文科省に対する規制委員会勧告、これを審議する「有馬検討会」から「開発委員会」へと移行している。
「もんじゅ」の今日の虚偽隠蔽・長期無為の混迷は、第一に主管の文科省自体の当事者意識が問題であり、動燃発足半世紀を経ての検証は意義があろう。動燃史は、「十年史」発進・感激的、「二十年史」一次成果(常陽)・研鑽的、「三十年史」事故続発・モラル低下・悔悟的、と続く。
総括として、福島問題と同様に素因は「ジャパンカルチャー」「システムカルチャー」であり、淵源的対応としては、「原研運営への自己規制的職制の導入」がある。