2017年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 201-1 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[2E12-15] 核分裂反応1

2017年3月28日(火) 15:35 〜 16:40 E会場 (16号館 16-205教室)

座長:原田 秀郎 (JAEA)

15:35 〜 15:50

[2E12] 核分裂収率、FP核データ及び核分裂機構の系統的研究

(1)背景と展望

*千葉 敏1 (1. 東工大)

キーワード:核データ、核分裂、核変換

核分裂は原子力の根幹となる物理現象であり、その理解は原子力技術全般の精度向上に必須であるとともに、核分裂収率、核分裂中性子スペクトル、核分裂生成物の崩壊などは核データとして重要である。特に核変換を考慮する場合、全体として長寿命核種が減少することが必要であり、そのバランスを見積もるためには核分裂に関する核データの精度向上が不可欠である。これらは一見古いテーマであるが、最近の実験技術及び計算技術の向上に伴い最先端のテーマでもある。