[2E12-15] 核分裂反応1

[2E14] 核分裂収率、FP核データ及び核分裂機構の系統的研究

(3)核分裂収率実験データと各種理論計算コードによる計算結果の比較

*奥村 森¹、Kean Kun Ratha¹、椿原 康介¹、河野 俊彦²、千葉 敏¹ (1. 東工大先導原研、2. ロスアラモス国立研究所)

キーワード：核分裂、核分裂生成物、長寿命核種、EXFOR

LLFPの核変換処理のため、核分裂反応の理論的説明及び核反応シミュレーションによる、より高い精度での核分裂生成物収率の予測が期待されている。本研究では、実験核反応データベース（EXFOR）から抽出された核分裂収率（FPY）データと、現在利用可能な各種理論計算コード（GEF, FREYA, TALYS, CYFP等）を用いて計算した結果を比較しその精度を評価する。特に、LLFPの生成に重要な核種を中心に、実験値と理論計算値の誤差について評価した結果を報告する。