2017年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[2F13-18] 不確かさ評価

2017年3月28日(火) 15:50 〜 17:25 F会場 (16号館 16-206教室)

座長:Willem van Rooijen (福井大)

16:20 〜 16:35

[2F15] MAサンプル照射試験解析における中性子照射場に係る燃焼感度係数の計算

*杉野 和輝1、沼田 一幸1、石川 眞1、竹田 敏一2 (1. 原子力機構、2. 福井大学)

キーワード:MAサンプル、ドシメータ、燃焼感度係数、一般化摂動論、不確かさ評価、JENDL-4.0

JAEAにおけるMAサンプル照射試験データの解析では、ドシメータデータを用いて照射期間中の平均中性子束の規格化を行うことにより解析精度の向上を図っている。そのような場合、通常の一般化摂動論に基づく燃焼感度解析により得られる燃焼感度係数に対して相応の補正が必要となる。そこで、燃焼感度係数に中性子束の規格化の効果を反映させるための新たな補正方法を導出した。また、新たに得られた燃焼感度係数とJENDL-4.0に基づく断面積共分散データから中性子照射場の不確かさを評価した。