[2F_PL03] 全国立高専を対象としたライブアンケートシステムを活用する遠隔講義の実践例
最近、原子力分野でも文科省の人材育成プログラム等の支援により複数の機関でe-learning用の教材(e教材)を作成・活用している。一方、教育委員会が原子力教員協議会を通じて行ったアンケートによると、現在e教材を持たない大学でもe教材の作成や他機関のe教材の利用を検討しているものの、どのようなe教材があるかの情報が無いことやe教材を利用することのデメリットも考えられるため、実際のe教材の活用を躊躇している大学もある。本企画セッションでは、東工大の行っているグローバル原子力人材育成ネットワーク事業、北大の作成したオープン教材や大規模オンライン講座等、高専機構の持つ遠隔講義システムの紹介を通じて、e教材を持つ機関からどのような教材があるかを紹介してもらうとともに、その利用方法や実際に使用してみてのメリット、デメリットと、さらに有効に利用するための課題を報告してもらう。