2017年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 302-1 新型炉システム

[2G04-09] もんじゅの知見蓄積

2017年3月28日(火) 10:20 〜 12:00 G会場 (16号館 16-207教室)

座長:笠原 直人 (東大)

10:35 〜 10:50

[2G05] 20年間のもんじゅプラントデータから得られた成果について

(5)1次主冷却系循環ポンプの自然対流防止板の効果

*森岡 辰也1、澤崎 浩昌1、内田 武伸1、佐藤 健1、中村 恵英1、塩谷 洋樹1、桾木 孝介1 (1. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:もんじゅ、1次主冷却系循環ポンプ、周方向温度差、自然対流防止板

もんじゅの1次主冷却系循環ポンプでは、過去のR&Dにおいて類似長尺ポンプで発生した周方向温度差に起因するナトリウム軸受部の軸固着を防止するため、内部ケーシングと外部ケーシングの間に自然対流防止板を設置し、周方向温度差が発生しないように設計している。
ナトリウムを冷却材とした大型・長尺の機械式たて型自由液面式遠心ポンプであるもんじゅ1次主冷却系循環ポンプの健全性確保に自然対流防止板の効果があったことを、プラントデータを用いて確認する。