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[2H16] 30kWファイバーレーザーを用いた鋼材機器のレーザー切断
キーワード:レーザー切断、ファイバーレーザー、廃炉、プラント機器
高経年化が進む全国の原子力発電プラントの廃止措置では、100mmを超える厚板を有する大型構造物の切断解体技術が必要となる。レーザー切断法は本目的適用に多くの利点を有し、高出力ファイバーレーザーは切断用光源として最適と考えられる。前回は、軽量化切断ヘッドをロボットアームに搭載した30kWファイバーレーザー切断システムを構築して実施した厚板鋼材の気中切断試験に関して報告を行った。その後、炭素鋼も含めて切断パラメータ最適化、および実機の解体切断技術の端緒としてバルブの切断試験を行ったのでその結果を報告する。