2017年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 405-3 原子力施設の廃止措置技術

[2H14-17] 除染・切断技術

2017年3月28日(火) 16:05 〜 17:10 H会場 (16号館 16-303教室)

座長:北村 高一 (JAEA)

16:35 〜 16:50

[2H16] 30kWファイバーレーザーを用いた鋼材機器のレーザー切断

*遠山 伸一1、石神 龍哉1 (1. 若狭湾エネルギー研究センター)

キーワード:レーザー切断、ファイバーレーザー、廃炉、プラント機器

高経年化が進む全国の原子力発電プラントの廃止措置では、100mmを超える厚板を有する大型構造物の切断解体技術が必要となる。レーザー切断法は本目的適用に多くの利点を有し、高出力ファイバーレーザーは切断用光源として最適と考えられる。前回は、軽量化切断ヘッドをロボットアームに搭載した30kWファイバーレーザー切断システムを構築して実施した厚板鋼材の気中切断試験に関して報告を行った。その後、炭素鋼も含めて切断パラメータ最適化、および実機の解体切断技術の端緒としてバルブの切断試験を行ったのでその結果を報告する。