15:50 〜 16:05
[2I14] 過酷事故炉を対象とした迅速遠隔分析技術開発-3
(1)レーザー誘起ブレークダウン発光分光法の粉体への適用
キーワード:東京電力福島第一原子力発電所事故、レーザーブレークダウン発光分光、粉体
東京電力福島第一原子力発電所事故で発生した燃料デブリやその他の放射性物質の分析への適用を目指して、レーザー誘起ブレークダウン発光分光(LIBS)法の研究開発を行っている。LIBSでは繰返し測定を行うことにより測定精度を高めることができるが、粉体や泥体などの形態の物質に対して十分な繰返し測定を行うためには、固形化や液体化するなどの前処理が必要になる。しかし、このような前処理は、LIBSの特徴の一つである迅速性を損なう。
そこで、粉体を直接、計測する方法を考案し、繰り返し測定を試みた。本報告では粉体とそれを焼結固形化した試料ついてLIBS法を適用し、その比較結果から、LIBSによる粉体の繰返し測定の可能性について報告する。
そこで、粉体を直接、計測する方法を考案し、繰り返し測定を試みた。本報告では粉体とそれを焼結固形化した試料ついてLIBS法を適用し、その比較結果から、LIBSによる粉体の繰返し測定の可能性について報告する。