2017年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 404-2 核化学,放射化学,分析化学,アクチノイドの化学

[2I18-23] 金属イオン分析・分離

2017年3月28日(火) 16:55 〜 18:30 I会場 (16号館 16-304教室)

座長:野上 雅伸 (近大)

17:25 〜 17:40

[2I20] 有機-無機ハイブリッドナノ構造体を用いたウラニルイオンセンサーの開発と評価

*川並 園実1、塚原 剛彦2 (1. 東京工業大学大学院理工学研究科、2. 東京工業大学先導原子力研究所)

キーワード:放射性廃棄物処理、環境影響評価、ウラニルイオンセンシング、感応性ポリマー

ウラン等の放射性元素の分析は、放射性廃棄物の処理処分や環境影響の評価において重要である。
現在広く行われている分析方法は長時間かつ複雑な操作が必要で、大量の2次廃液を生成するという課題がある。
そこで本研究では、金属元素に選択性を持つ感応性ポリマーを用いたウラニルイオンセンサーを創製し、
ウラニルイオンを迅速・簡便に検出する手法を確立すると共に、それらの性能評価を行った。