17:40 〜 17:55
[2I21] 自己組織化膜固定化ガラス基板を用いる金属イオン分析法の基礎研究
キーワード:放射性核種分析、マイクロ化学
原子力関連施設から発生する放射性核種の濃度分析は不可欠であるが、
従来の分析法では長時間操作や二次廃液といった問題がある。
近年、基板上の自己組織化単分子膜に金属イオンへの配位能と発蛍光能とを導入しておくだけで、金属イオンの種類に応じて、得られる蛍光強度が変化する現象が発現することが明らかになってきた。そこで本研究では、ランタノイドイオンをターゲットとし、EDTA誘導体とイソシアネート誘導体とを組み込んだ自己組織化膜を、石英基板上の固定化する技術を確立すると共に、その蛍光特性を評価することを目的とした。
従来の分析法では長時間操作や二次廃液といった問題がある。
近年、基板上の自己組織化単分子膜に金属イオンへの配位能と発蛍光能とを導入しておくだけで、金属イオンの種類に応じて、得られる蛍光強度が変化する現象が発現することが明らかになってきた。そこで本研究では、ランタノイドイオンをターゲットとし、EDTA誘導体とイソシアネート誘導体とを組み込んだ自己組織化膜を、石英基板上の固定化する技術を確立すると共に、その蛍光特性を評価することを目的とした。