4:25 PM - 4:40 PM
[2J11] R&D of ODS ferritic steel cladding for maintaining fuel integrity at accident condition (3)
(7)Thermal aging effects (Age-hardening/embrittlement)
Keywords:ODS, Ferritic steel, Al addition, Fuel cladding, severe accident, Thermal aging hardening/embrittlement
開発を行っているFeCrAl系ODSフェライト鋼の硬度、引張特性および衝撃特性に及ぼす熱時効(475℃、最長10,000時間まで)の影響を調べた。熱時効硬化・脆化の程度はCr量およびAl量に依存し、Cr量が少ない場合はAl添加は熱時効硬化を促進するが、Cr量が多い場合は逆に抑制することが判った。熱時効硬化はα/α’相分離によるものであり、高Cr材におけるAlによる熱時効脆化の抑制は相分離の抑制によるものである。引張特性および衝撃特性の結果についても示す。