2:45 PM - 3:00 PM
[2K10] Assessment of Core Status of TEPCO's Fukushima Daiichi Nuclear Power Plants
(84)Pressure Behavior Analysis of Fukushima Daiichi Unit 2 by SAMPSON Severe Accident
Keywords:Fukushima Daiich, severe accident, melt down, simulation, SAMPSON
エネルギー総合工学研究所では福島第一原子力発電所2号機を対象に、シビアアクシデント解析コードSAMPSONを用いて事故進展を解析している。事故進展シナリオを考察する上では、炉内の圧力・温度の時系列変化を正確に模擬することが重要となる。2号機においては14日18時02分頃に主蒸気逃がし安全弁(SRV)が開かれた後、3回圧力が上昇・下降を繰り返すことが測定結果から分かっている。この圧力挙動を再現するシナリオの一つとして、溶融デブリが下部プレナムに落下した可能性が指摘されている。本解析ではこのシナリオに基づき、測定された圧力挙動が再現可能な落下デブリ量・タイミングについて評価する。