[2L01-05] デブリ処理技術

[2L02] MCCIデブリからのアクチノイド溶出機構および処理プロセスに関する基盤研究

(2)燃料デブリ生成時の温度と汚染水へのアクチノイド溶出挙動の関係

*長友 彬人¹、桐島 陽¹、秋山 大輔¹、佐藤 修彰¹、佐々木 隆之² (1. 東北大学多元物質科学研究所、2. 京都大学　大学院　工学研究科)

キーワード：MCCI燃料デブリ、マイナーアクチノイド、溶出挙動、核分裂生成物、汚染水

1200℃または1600℃で熱処理を行い、ウラン酸化物、ジルコニア、セメント構成成分およびFP(¹³⁷Cs,⁸⁵Sr,¹⁵²Eu)とMA(²³⁷Np,²⁴¹Am)トレーサーを含む模擬デブリを調整した。これを海水及び純水に浸漬し、アクチノイド溶出機構を中心に調べ、デブリ生成時の温度とアクチノイド溶出挙動の関係を考察した。