[3B01-05] 核融合中性子工学

[3B01] 固体増殖水冷却方式のテストブランケットモジュールを設置するポートの遮蔽評価

*権 暁星¹、飯田 浩正²、谷川 尚¹、若佐 厚至¹、廣瀬 貴規¹、河村 繕範¹ (1. 量研機構、2. 日本アドバンストテクノロジー株式会社)

キーワード：停止後線量、ストリーミング、モンテカルロコード

ITERのプラズマ運転後に想定される保守点検のために、ポートの点検領域に対して十分な遮蔽が必要である。本研究ではモンテカルロコードであるMCNPを用いて固体増殖水冷却方式のテストブランケットモジュール（TBM）を設置する水平ポートの遮蔽性能を評価した。TBMを挿入したFrameとポート内壁間のギャップを通過する中性子束がTBM背後の領域を含む周りの領域より高いことから、このギャップの影響が遮蔽性能に大きく影響していることを明らかにした。