2017年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核融合工学 » 501-3 トリチウム工学(燃料回収・精製,計測,同位体効果,安全取扱い)

[3B09-10] トリチウム工学(生産,計測)

2017年3月29日(水) 11:30 〜 12:00 B会場 (16号館 16-102教室)

座長:片山 一成 (九大)

11:45 〜 12:00

[3B10] モンテカルロシミュレーションによるBIXS測定用トリチウムガスセルの設計

*原 正憲1、阿部 信介1、松山 政夫1、阿蘇 司2、蓼沼 克嘉3、川上 智彦3、伊藤 剛士3 (1. 富山大、2. 富山高専、3. 化研)

キーワード:トリチウム、制動X線、モンテカルロシミュレーション

高濃度のガス状トリチウムの分析手法の一つに、ベータ線誘起制動X線計測法(BIXS法)がある。この手法は、増幅ガスを必要としないためインライン分析の手段の一つである。BIXS法用のガス状トリチウム計測セルは市販されておらず、自作する必要がある。しかし、セルの設計指針がないのが現状である。今回、GEANT4を用いたモンテカルロシミュレーションにより、ガスセルのX線窓の設計、セル長依存性を検討した。