2017年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 201-1 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[3E01-04] マイナーアクチニド核データ1

2017年3月29日(水) 09:50 〜 10:55 E会場 (16号館 16-205教室)

座長:千葉 敏 (東工大)

10:05 〜 10:20

[3E02] マイナーアクチニドの中性子核データ精度向上に係る研究開発

(2)カロリメータによる高精度放射性サンプル定量技術

*中尾 太郎1、寺田 和司1、木村 敦1、中村 詔司1、岩本 修1、原田 秀郎1、井頭 政之2、片渕 竜也2、堀 順一3 (1. 日本原子力研究開発機構、2. 東京工業大学、3. 京都大学原子炉実験所)

キーワード:放射能高精度決定、熱量測定

加速器を用いた反応断面積測定において標的サンプルの絶対量は測定結果に直接影響する重要なものであるが、放射性サンプルの場合必ずしも絶対量は精度よく決定されていない。また、放射性物質は密封性を満たすことが要求されるため非破壊での高精度定量手法が必要である。本発表では、原子力システム研究開発事業「マイナーアクチニドの中性子核データ精度向上に係る研究開発」の一環として、熱量測定によって非破壊で高精度に定量する技術開発およびその測定結果について報告を行う。