[3F14-16] 炉心設計3

[3F16] 連続燃料移動によるブリードバーン型原子炉の成立性

*桑垣 一紀¹、西山 潤²、小原 徹² (1. 東京工業大学大学院　理工学研究科　原子核工学専攻、2. 東京工業大学　科学技術創生研究院　先導原子力研究所)

キーワード：ブリードバーン型原子炉

ブリードバーン型原子炉の運転中に炉特性が大きく変化してしまうという問題を解決するために、燃料集合体を炉心外側から中心、中心から再び外側へと動かすような連続燃料移動方式によって炉特性が変化しない平衡状態が実現可能かどうかの検討を行なった。その結果、天然ウランを装填燃料とし、連続燃料移動方式を用いた場合には、実効増倍率が１以上となる平衡燃焼状態が存在することが明らかになった。