2017年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 404-3 燃料再処理

[3I04-06] MA回収プロセス開発2

2017年3月29日(水) 10:20 〜 11:10 I会場 (16号館 16-304教室)

座長:飯塚 政利 (電中研)

10:20 〜 10:35

[3I04] 走査型透過X線顕微鏡による放射性元素回収用吸着材の構造解析

*佐野 雄一1、渡部 創1、松浦 治明2、新井 剛3 (1. 日本原子力研究開発機構、2. 東京都市大学、3. 芝浦工業大学)

キーワード:走査型透過X線顕微鏡、吸着材、マイナーアクチニド

多孔質シリカ担体上にポリマーを被覆させた放射性元素回収用吸着材について、吸着材構造にポリマー架橋度が与える影響を走査型透過X線顕微鏡(STXM)を用いて評価した。架橋度の増加に伴いポリマーが細孔中に均一に広がる様子が認められるとともに、細孔が狭小化し、水分子が捕捉されやすくなることが示唆された。