2017年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 402-1 炉材料とその照射挙動

[3J10-15] ジルコニウム合金

2017年3月29日(水) 14:45 〜 16:15 J会場 (16号館 16-305教室)

座長:大野 直子 (北大)

15:30 〜 15:45

[3J13] ナノインデンテーション硬さ試験および動的ミクロ組織観察によるZr中への水素化物発生に伴う硬化量評価

*東郷 広一1、鬼塚 貴志1、利根 薫1、下村 修潤1、福元 謙一1、宇埜 正美1、牟田 浩明2 (1. 福井大学、2. 大阪大学)

キーワード:水素化物、硬化量、転位のすべり面、TEM内引張「その場」観察、ナノインデンテーション硬さ試験、動的ミクロ組織観察

燃料被覆管であるジルカロイにおいて、水素化物の晶癖面や転位のすべり面は従来から報告されており、これらの違いで硬化の度合いが異なることが推測されている。本研究ではδ水素化物の晶癖面と転位のすべり面の違いが硬化量にどのように影響するかを調べるため、純Zr中にδ水素化物を発生させた。純Zr試料の変形方向の違いに伴う転位のすべり面の違い、また転位のすべり面を変化させた際の硬化量の違いをTEM内引張「その場」観察法、ナノインデンテーション硬さ試験により評価する。TEM内引張「その場」観察法により電子線の入射方向を{2-1-10}面に統一して引張試験を行ったところ、引張軸が<01-10>方向から約50°以上では主に(0001)面すべりと{10-11}面すべりが観察され、引張軸が約50°未満では主に{1-100}面すべりが観察された。