2017年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 304-1 伝熱・流動(エネルギー変換・輸送・貯蔵を含む)

[3K01-04] 事故進展解析

2017年3月29日(水) 09:30 〜 10:40 K会場 (16号館 16-306教室)

座長:岡田 英俊 (エネ総研)

09:30 〜 09:45

[3K01] OECD/HYMERES HM1-1ベンチマークテストに関するCFD解析

ダイナミック乱流シュミット数モデルを用いたRANS解析

*安部 諭1、Etienne Studer2、石垣 将宏1、与能本 泰介1 (1. 日本原子力研究開発機構、2. CEA Saclay)

キーワード:OECD/HYMERES プロジェクト、MISTRA、格納容器、密度成層、ダイナミック乱流シュミット数モデル

シビアアクシデント時の格納容器内水素リスクに関する現象的理解向上を目指してフランスCEA及びスイスPSIを中心にOECD/HYMERESプロジェクトが2013年から2016年の間で進められた。その中で、横向きに格納容器内に噴入された高温衝突ジェットによる密度成層侵食・崩壊に関するCFDベンチマークテストが行われた。本報告では、CFD解析において重要なパラメータの一つである乱流シュミット数を流れ場に応じて動的に変化させるモデルを用いた解析結果について発表する。