2017年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 304-1 伝熱・流動(エネルギー変換・輸送・貯蔵を含む)

[3K05-09] 熱流動拡張技術

2017年3月29日(水) 10:40 〜 12:00 K会場 (16号館 16-306教室)

座長:上遠野 健一 (日立GE)

10:40 〜 10:55

[3K05] ナノ流体による高温物体の超高速冷却

*梅原 裕太郎1、大川 富雄1、榎木 光治1 (1. 電気通信大学)

キーワード:クエンチング、ナノ流体、IVR、膜沸騰

ナノ流体中に高温物体を浸漬すると、表面にナノ粒子層が形成される.この結果,純水の場合と比較してCHFが増加するほか,通常は膜沸騰となる過熱度域でも高熱流束徐熱が可能となる.これらは,事故時の原子炉緊急冷却を行う際の冷却液として,優れた特性と考えられる.