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[3K08] リスク評価に基づく検査および保全戦略
2. FACの起因事象としての事例評価
キーワード:原子力発電プラント、配管減肉、信頼性、リスク、検査
リスクベース検査および保全の例として、配管減肉に関わる機器、配管の検査箇所の選定とその有効性を評価した。配管減肉は、主としてプラント停止時のUTによる肉厚測定が中心となるが、当該箇所が膨大であるため、リスク評価に基づいて重点検査箇所を絞り込むことが重要である。また、検査に基づく損傷リスク低減効果を定量的に評価した。特に、深層防護レベル4を念頭に、常用系以外の機器、配管についても評価し、総合的にプラント安全に資する。