2017年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 306-1 原子力安全工学(原子力施設・設備,PSAを含む)

[3M01-05] 断層変位

2017年3月29日(水) 09:30 〜 10:45 M会場 (16号館 16-504教室)

座長:西田 明美 (JAEA)

10:15 〜 10:30

[3M04] 断層変位フラジリティ評価手法の活用

(1)概念

*蛯沢 勝三1、堤 英明1、美原 義徳2 (1. 電力中央研究所、2. 鹿島建設)

キーワード:断層変位、原子力施設、PRA

台湾集集地震(1999.9,M7.6)では、断層変位によってダムや家屋が倒壊し、断層変位の構造物への影響について注目されている。現在、断層変位による原子力施設への影響の解明が重要な課題となっている。
本報では、地震時に敷地や敷地周辺で発生する可能性がある断層変位による原子力施設の安全性について、PRA適用の観点から評価手法の全体的な枠組みを示す。さらに、断層変位による炉心損傷頻度(CDF)を評価するためのPRA手法を提示する。