2017年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 306-1 原子力安全工学(原子力施設・設備,PSAを含む)

[3M06-10] 統計的安全評価

2017年3月29日(水) 10:45 〜 12:00 M会場 (16号館 16-504教室)

座長:北田 孝典 (阪大)

11:45 〜 12:00

[3M10] 統計的安全評価手法における核計算コードに起因する不確かさ伝播に関する検討

(4)製造公差の静特性解析及び過渡解析への影響

*宮地 孝政1、中村 良輔1、渡嘉敷 幹郎1、原田 健一2 (1. 原燃工、2. 中部電力)

キーワード:統計的安全評価手法、BWR、不確かさ、プラント過渡解析、製造公差、ΔMCPR

本シリーズ発表では、統計的安全評価手法における核パラメータの不確かさに関する検討について報告する。本発表では、燃料の製造公差の影響を示す。

現行のプラント過渡解析評価手法においては、燃料の製造公差による影響はSLMCPR評価においては考慮しているものの、反応度係数、スクラム特性などについては考慮していない。燃料の製造公差(ペレット密度など)の影響を取り込んだ燃料集合体核特性計算、三次元沸騰水型原子炉模擬計算、三次元動特性解析コードによるプラント過渡解析を行い、その影響を評価した結果を示す。