3:30 PM - 3:45 PM
[1E10] Study on transport assessment of LLW disposal for chemical components and radio-active nuclides in homogeneous wastes generated from PWR Plants
(3)Leaching behavior of chemical components from wastes solidified by cement
Keywords:Near surface disposal, Homogeneous wastes generated from PWR, Cement solidified PWR waste, Diffusion coefficient, Dissolution rate, Transport assessment of chemical components
PWRから発生するセメント固化体を埋設処分する際の固化体に含まれる塩の環境への移行評価を行うため、模擬固化体を製作し、浸漬試験を数年間に渡り実施した。この際、浸漬試験に用いた溶液は、埋設環境で想定される標準的な条件と、埋設施設に同伴する硫酸塩を多量に含むBWRから発生しているセメント固化体からの影響を考慮した硫酸塩が過剰に含まれる条件としている。この結果、これらのセメント固化体については、拡散係数モデルにより評価できる見通しであること、国内の低レベル放射性廃棄物のピット処分で想定される埋設環境では、ほう素の拡散係数は、約1×10-5cm2/dとなることを確認した。