10:30 AM - 10:45 AM
[1K03] Investigation on distribution of radioactive substances in Fukushima
(3)Temporal variation of radioactive cesium deposition densities on roads using ASURA.
Keywords:car-borne survey, Fukushima Daiichi nuclear disaster
我々のグループでは、福島第一原子力発電所事故被災地での効率的な除染等に資することを目的として、指向性があるガンマ線自動車走行サーベイシステムASURAを開発し、被災地での調査を実施してきた。ASURAは、⾃動⾞の進⾏⽅向に対して前後左右上下の6⽅向に向けた遮蔽体付き検出器で構成されており、各⽅向から⼊射したガンマ線の割合を測定することが出来る。下向き検出器の測定値からは道路上の沈着量も求める事が出来る。本発表ではASURAでの測定を開始した2015年4月から最近までの調査結果を用いて、道路表面の沈着量などの経時変化について報告する。