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[2A19] Effect of proton beam profile and incident position on neutronic performance and structural integrity of a mercury target of the spallation neutron source at J-PARC
(2) Nuclear heat of mercury target and cold-thermal neutron intensity provided to neutron instrument
Keywords:J-PARC, Spallation neutron source, Mercury target, Proton beam, Nuclear heat, Neutron intensity
J-PARCの物質・生命科学実験施設の核破砕中性子源は、水銀ターゲットに3GeV、1MW陽子ビームを入射し、発生する中性子を中性子実験装置に供給する施設である。陽子ビームの形状や入射位置の変化は、水銀ターゲット容器の構造的健全性や中性子実験装置に供給する中性子強度に影響を与える。そこで、陽子ビームの形状や入射位置を変化させ、構造強度及び中性子特性に与える影響を、実測と解析の両面から確認した。本発表は、シリーズ発表2であり、ニュートロニクスの観点から、陽子ビームの形状や位置を変化させた際の水銀ターゲット容器の核発熱及び中性子強度の変化を測定した。また、測定結果と粒子輸送計算との比較を行い、粒子輸送計算の妥当性を検証した。