[2F05-09] Bentonite

[2F06] measurement of swelling pressure of bentonite in consideration of temperature change

*Naoki Muto¹, Nozomi Ichikawa¹, Shin-ichi Kanazawa¹ (1. National Institute of Technology, Fukushima College )

Keywords:geological disposal, bentonite, swelling

これまで我が国では、他国に依存しないエネルギー保有の観点から、核燃料サイクルが推進されてきた。しかしながら、核燃料サイクルの過程で高レベル放射性廃棄物の発生は避けられない。高レベル放射性廃棄物の最終処分方法として、世界各国で地層処分が選定されている。地層処分における緩衝材の主原料として、著しい吸水膨潤性と難透水性を有するベントナイトが使用される。処分時には、廃棄体の核種崩壊熱によって、緩衝材が高温状態に晒されることが予想される。地層処分施設内における緩衝材の力学特性に関する長期予測を行ううえで、地下水の再冠水による吸水膨潤と温度変化に伴う力学特性の解明は急務である。

そこで、本研究では、高温状態におけるベントナイト緩衝材の吸水膨潤過程に伴う力学挙動を評価することを目的として、30℃～90℃に温度変化を与えたベントナイト供試体を用いた膨潤圧試験を行った。