[2I01-06] スクラビング・エアロゾル挙動

[2I03] プールスクラビングにおける単一気泡中エアロゾルの除染挙動

*藤原 広太¹、菊池 航¹、中村 優樹¹、齋藤 慎平¹、湯淺 朋久¹、金子 暁子¹、阿部 豊¹ (1. 筑波大学)

キーワード：プールスクラビング、除染係数、エアロゾル、可視化計測

原子力発電所の過酷事故において圧力容器内で生じた核分裂生成物質(FP)が水中を通り大気中に移行する際，プールスクラビング効果による除染が想定されている．SAコードなどにおいて過酷事故が環境に与える影響を解析するうえで，プールスクラビングにおける現象を正確に再現した物理モデルを構築することは極めて重要である．本研究の目的は単一気泡からエアロゾルが流出する挙動を可視化し，除染挙動を計測することである．本報ではマッハツェンダー干渉計を用いて気泡の界面周りの密度場を計測することで，気泡からエアロゾルが流出する挙動を可視化した．